18年春アニメ 感想その3

『多田くんは恋をしない』 3話視聴

まず気になったのは、カメラのメーカー名をパロディではなくプロダクト・プレイスメントの要領で晒しまくること。
同じくカメラ部が出てくる『Just Because!』はキヤノンが協力したためほぼキヤノン製品しか登場しなかったですが、多田くんにはニコン・キヤノン・パナソニック・ソニー等様々なメーカーが登場。
下手の横好きでカメラをいじってるのでこういうところに目が行っちゃうんですよ。ちなみに多田くんのD7200は僕が使っているカメラと同じ機種です。つまり僕=多田くん(冗談は顔だけにしろ)

カメラが重要な小道具を担うということで興味が惹かれたのですが、肝心の中身も面白いです。
とにかくキャラが可愛い。金髪ポニテのテレサ、赤髪でキツイ目のアレク、三つ編みメガネの委員長、黒髪おかっぱの多田妹……。どれもストライク・ゾーンをガンガン攻めてきて素晴らしいです。それぞれの属性といい外観といい、個人的なキャラの好みは今期ナンバーワンの作品でしょう。

展開にも触れるとここまでの3話は、キャラの魅力を全開に引き出す構成である印象です。特に多田くん以外の伊集院(料亭のボンボン)、杉本(ヌード写真家志望)、山下(ヘアピン)の3人の男は助演男優賞並の働きで、カメラ部女子部員にどのように扱われるのかを通して各々の個性がにじみ出ていました。杉本はいいヤツですね、友達にいると心が豊かになりそうなタイプです。
3話はボグセビックならぬニャンコビッグの視点で物語が進みました。誰の視点(一人称か三人称か?)でストーリーを書くべきなのかという問題は書き手の頭を悩ませるものです。創作活動する人にとってはヒントになるお話だったんじゃないのかなぁ、と。
ところで飲食店に猫って置いていいものなのか?

『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』 3話視聴

SAOの名を残しながら味わいはまったく異なる点で、作者の引き出しの多さに感心しました。……と書いたけど調べたら川原礫さんの原案で時雨沢恵一さんがスピンオフとして執筆したという経緯なので、厳密に言うと作者が違いましたね。
アスナとやっぱキリトかなーwが出てきたSAOは「失われたものを取り戻す」という普遍的なテーマがオーソドックスに描かれていた印象ですが、今作はどこか厚みを感じさせるのです。

それは幼女スタイルのレンが武器を持ち、エムという大柄な男性と共に、荒廃した土地で戦闘を行っていくというギャップがそうさせているのではないかと考えられます。
レンには現実世界で自分の姿にコンプレックスを持っていて、でもこのままではダメだと発起してゲームを始めた背景があります。そのあたりの「コンプレックス・悩みを解消しよう」という姿勢が存在していることも、以前のSAOとは一味違うように思います。
声優は楠木ともりさんが演じていますが、新人とは思えないハマりようです。『メルヘン・メドヘン』では一旦打ち切りの悲劇こそありましたが、、ロリ系の声質とシリアス演技をこなす技術力にはその頃から定評があります。

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18年春アニメ 感想その2

『ウマ娘 プリティダービー』 3話視聴

評価するつもりはないけど評価が難しいアニメ。『ウマ娘』はしょせん声優コンテンツ、果たしてアニメは……? と思ったら案外人気があるようです。
しかし「ウマ娘」という生き物はどうなのか? 「人馬一体」という言葉がある通り、ヒトとウマは本来別個の存在なのが本質なのではないでしょうか? ならこれは陸上アニメなのでは?
馬と騎手の調子・実績、ダートの状態など、あらゆる要素に鑑みて馬券をするのが競馬のおもしろさなんじゃないんですかね? ヒトとウマが一体なら八百長もやりたい放題でしょう。僕はギャンブルをやらないので知りませんけど、競馬そのものが否定されてしまっているような感覚……。

逆に言うと「常識にとらわれない発想」という風に解釈できますし、競馬をまったく知らない僕でもストーリーで楽しめていますから、シンプルにアニメとして考えたら良作のたぐいなんでしょうねぇ……。「そのジャンルに詳しくなくても展開がおもしろい」ところは『りゅうおうのおしごと』と共通しています。

『ヒナまつり』 3話視聴

個人的には今期の中でも上位に位置付けられている作品です。
ヤクザと少女のミスマッチ具合、ヒナちゃんと新田の絶妙な行き違いが妙にツボです。
この2人の考えや行動のズレで笑わしてくると思いきや、変顔をしたりや能力を発揮したりするシーンで視覚に訴えるストレートな笑いを誘う。
さらにアンズとホームレスが生活をする3話のように人情ドラマ的な要素もあります。他の方も書いていましたが前期の『三ツ星カラーズ』と通ずる部分もあります。
ストーリー展開と同じくらいコメディ要素にも期待したいです。


『魔法少女サイト』 3話視聴

異色派魔法少女モノ枠。系統としては『魔法少女育成計画』寄りなんだけどそっちよりもグロシーン多し。
まず、物語としては普通に面白いと思います。「魔法少女サイト」の管理人が一体誰で何のためにこんなことをやっているのかとか、主人公は生き残れるのかとか、続きも気になりますし。
それとは別に、残酷な描写が多いのは刺激を通り越して不愉快。グロを挟むだけ挟んで、意図が存在しないような印象を受けます。

ふと思い出しましたが、ジャンルは違いますけど『Another』のグロシーンは視聴していてゾッとすることが多くありました。
要するに、グロや残酷のゴリ押しではなく緩急を意識して使った方が、その表現が効果的になるんじゃないのかということを言いたいのです。

……と、これは2話まで見て書いた感想。
3話にはアイドルの穴沢が登場。朝霧・奴村含め心なしか一気に可愛さが出てきた印象を受けました。
それにしても穴沢の声優が芹澤さんなのはドンピシャですね。彼女のInstagramのIDを見て以来、個人的に芹澤さんはオラオラ系のイメージを強く持っています。今期の『3D彼女 リアルガール』の五十嵐さんもピッタリの配役だと思いました。
その穴沢の魔法少女ステッキが実はパンツという設定は、作中のホラーの雰囲気とかけ離れている点で意外性があり面白いです。
いつの間にか朝霧と奴村の間にも親密性が築かれ始めているし、その2人が壁をどう乗り越えていくのか興味津々です。
この3話は、作品の特徴である「グロ」と「ホラー」を活かす上で非常に重要な役割だったと思いました。

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18年春アニメ 感想その1

『ヲタクに恋は難しい』 3話視聴

「あ~はいはい、非オタが必死にオタクを想像して限りなく美化した結果、到底オタクとは思えないキャラクターが誕生してしまった、よくある作品ね~」と我慢しながら見ていた1話。
その終盤で「かくして、2人のオタクは交際を始めたのである」とモノローグが入りました。……は? 

いやいや、恋愛って両思いになるまでの過程がオモシロイんじゃないの? なぜそれふっ飛ばした? え?
まあ、でも、マジもんのガチオタクなら本当に恋愛できないでしょうから、仕方ない部分はあると思いますよ。しかし前クールに『恋は雨上がりのように』という感情描写が素晴らしい作品があっただけに、ヲタ恋の稚拙さが露呈しています。
同じノイタミナの『冴えカノ』の面白さを改めて思い知ります。アレもおかしいっちゃおかしいけど。
そもそもオタクは同族嫌悪しがちな生き物だし、特にヲタ恋は「恋に恋してる」という最悪の構図を提示してしまっているので、この作品はちょっと受難でしょうね。そもそも「~恋は難しい」って、今の所難しそうには見えないんだけど。
僕の評価が一瞬で覆るような展開を期待したいです……。

『こみっくがーるず』 2話視聴

今度はマンガ家がテーマと『スロウスタート』に続き「少し変化球」の萌え。スロウスタートがチェンジアップならこれはツーシーム。
いずれにせよ最優先されるべきなのはキャラの可愛さです。その最低限をクリアしつつ、可愛さ以外の付加価値をどのようにプラスしていくのかが、つくり手の見せ所だと思います。期待大。

『奴隷区』 2話視聴

『ギルティクラウン』あたりのノイタミナ作品を彷彿とさせる壮大な設定。
そのギルクラは風呂敷を広げすぎてパッとしないオチになってしまったが、奴隷区はどうだろうか。
2話を見るとバトルという概念が登場し、駆け引きもおもしろそうだと思いました。しかし、奴隷を集める目的は?
それらの伏線が今後どのように活きてくるのか楽しみです。

『魔法少女 俺』 3話視聴

今期の中でも異色を放つ作品。魔法少女モノはそれこそ他の今期のアニメにもありますし、競合が多いジャンルなだけにアクの強さという要素が求められる時期になった印象です。
メタ的な発言、キャラのデフォルメ、そして何よりTS、transsexualモノである点。
このジャンルにおいて、その作品が他の作品よりも面白さや人気を上回ることは無理かもしれません。でも、新しい価値観を創出することは可能だと考えています。

『かくりよの宿飯』 3話視聴

天狗のうちわとかいうチートアイテム。食べ物がお話の中で重要なキーワードとなってくるらしいです。
3話とも明確な見せ場が設けられていて、受け手を飽きさせず続きが気になってしまうつくりになっています。世界観的には『このはな綺譚』っぽいけど、やはり題材が異なっているから新鮮な気持ちで見ることができる。
そういや、大学の単位の心配はせんでええの?

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18年冬アニメ 感想その8 (最終回)

『ウマ娘』が5話ですか? 今期の作品がかなり進行しているのに前クールの感想を書くのもアレですけど一応全部書きあげます(泣)

『実写版賭ケグルイ』 最終話視聴

「安っぽいAVのような仕上がり」というイメージは最後まで払拭できず(悪い意味ではない)……。木渡が失脚して蕾奈々美が主体性を取り戻すシーンはなかなかカタルシスがあったと思います。
実写版『未来日記』よりは良かったです。

『からかい上手の高木さん』 最終話視聴

序盤の感想で以下のように書いていました。

そして高木さんと西方くんの身長がほぼ同じという点が気になりました。
ちょうど年齢的に第二次性徴が表出する、まさに真っ只中だと思うんですよ。そこから時間が経つにつれて、男女の違い、性の違いを徐々に意識するようになり、恥じらいという感情の表面化が進む。
作中でそのような物語が描かれるか注目します。



第二次性徴が表出したのかどうかはともかく、思ったとおり(意外性に欠けるような言い方だけど)の展開、結末でした。
この作品の真骨頂は思春期の男女の描写でした。絶妙なすれ違いや感情のやり取りがあったからこそ、『となりの関くん』に収まる器ではなかったと。
思えば高木さんと西方のような関係性を素直に表現する作品って案外少ない気がします。

中学や高校の時分って、もっと命がけで恋愛していませんでしたか? “人を好きになる”って、もっと大変で重たいものじゃありませんでしたか? 飲み屋で適当に女性を口説くのとは訳が違うんだぞ! 昔は自分のすべてを懸けて恋愛をしていただろ!
そんなことを思いましたね……。

『ゆるキャン△』 最終話視聴

「テントが飛んだあああああああああああ!!!」 ホントに飛びましたね……
個人的にアウトドアは最近離れている分野だったもので心に訴えかけられたような感じがします。
この作品でスゴイのは、ゆるい雰囲気で描かれているのにも関わらず「お、キャンプ通だな」と思わせるところ。
例えば、最初のテーマに焚き火を持ってきたことや(この記事で触れた)、防寒具が必要でハードルが高い冬のキャンプを全体の冒頭に配置するところ。
「女の子が特定の分野をマニアックに語る系』の作品では、可愛さよりも内容の深さを追求していくべきなんだなと、思いました。

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』 最終話視聴

作画で魅せつつヴァイオレットの成長や周りの人間の心理描写で展開していく、おしとやかなイメージが最終話で急転。
爆弾を撤去するシーンは、ジム・アボットもびっくりのアクションでした。
放送前に予告編の作画が抜群に美しいということで一部では話題になったのですが、見た目の綺麗さに頼らずストーリーや何よりヴァイオレットの内面的な成長が描かれていたことが好印象です。まあ、作画だけを持ち上げていた人が内容を褒めているのを見たことないので、大勢に響いたのかは疑問ですが。
新作が決定しているとのことで今後も楽しみです。

『宇宙よりも遠い場所』 最終話視聴

スケールが大きい。大きすぎる。1クールアニメにしておくのはもったいないほどだと思いましたね。例えるならドラ1の和製大砲をスタメンではなく代打の1打席でチマチマ起用するようなもの。
女子高生4人組が互いに手を取り合い励まし合いながら……月並みな言葉で言えばそう表すことができますが、それは彼女たちが意識的に行っているのではなく、無意識の内に、自然にお互いを助け合っている。
変な話、アニメを見ているような感覚ではなくリアルの女子高生4人と探検隊の大人達を見ているような感覚でした。
小学生の時に見た「さわやか3組」のような、妙なリアル加減。あれもドラマだから作り物なんだけど。
とにかく1クールのアニメとして流されていくのは非常にもったいないし、メディアミックスに期待したいです。誰か僕に表現力をくれ…・・・

『恋は雨上がりのように』 最終話視聴

ファミレスの店長と女子高生の恋愛ストーリーという、見るからにヤバそうな文字列なのに美しく描かれていました。
この作品も結局は恋愛に終わらず、二人が一歩新しく踏み出す展開に着地したのが良かったです。
なにより好印象だったのは、バイト先の人間や店長の旧友の小説家などの周囲の人物が、主人公のパーソナリティを思い切り引き出していたこと。自分が創作するときに参考にしたいと思いました。CV.福原遥のキャラと金髪の行方なんてのも知りたいなあ。

『citrus』 最終話視聴

「えっちだ…w」みたいなノリで見ていたら女の子同士の恋愛が超ナイーブに描かれていて、心理的にちょっと重い。その割に特に修学旅行でのストーリーがご都合主義すぎてハテナ。
ぼくは女の子ではないのでよくわかりませんでした。改めて見たい。

『学園ベビーシッターズ』 最終話視聴

腐女子が喜ぶ系のアレかなと思いきや、学校内に設置された託児所、という設定が活きまくっている。
僕には子供がいませんけど(そりゃそうだろ)、親戚や近所の小さい子と間近に会った時のことを思い出しました。小さな子供って独自の感性を持っていますよね。あと価値観とか。どこにでもあるようなオモチャにこだわって大切にしたりとか。結構リアルだなと見ていて思いました。
関係ない話だけど、そういう独特の感性を伸ばせるかは親にかかっているんだろうなと……。

『りゅうおうのおしごと!』 最終話視聴

当方将棋はまったく分かりません。よってどんな棋譜や戦術がスゴイのかとか全然知りませんでしたけど、それをちょっと後悔しました。
分かったのは桂香さんが可愛いことくらいでしょうか。自分は年上キャラが大好きだということを再確認しました。あと姉弟子も好きです。年下の年上枠です。
将棋の分からん人間でもキャラの魅力やストーリーの白熱さは感じたので見る価値があったと思います。

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18年冬アニメ 感想その7

『ミイラの飼い方』 最終話視聴

設定の矛盾やストーリーのツッコミどころを探すのが上手い人には合わない作品です。
例えばミーくんと空くんは意思疎通できるのにミーくんとコニーは通じない点、コレクターの行動原理、作中の世界ではああいう空想的な生き物がどのような扱いをされているのかなど……
そのような疑問点は意識したくなくても浮かんできてしまうもので。僕は純粋に可愛いキャラクターと穏やかな世界観に癒やされようと思いながら視聴していたのに、いきなりシリアス要素をぶっこんでくる。

この作品の理想形は『侵略!イカ娘』だったのではないかと思えてきます。イカちゃんの触手が突然動かなくなって海へ帰るというストーリーは、無理やりシリアスな方向に突っ込まずに日常→シリアスの空気の入れ換えが長けていました。
『ミイラの飼い方』、1クールに1本あると異色を放つタイプの作品なのに惜しかったです。可愛かったですけどね。

『スロウスタート』 最終話視聴

ギャルゲを彷彿とさせるOP絵ながら「普通への順応」というシッカリしたテーマを持たせた物語展開。
あくまでも基調とするのは「萌え」で、最終的には花名ちゃんの成長という明確な着地点に終わる。
中学浪人の十字架を背負っているのに(言い方が悪い)お話が重くならない。でも見終わった後にほっこりとしたものを感じられるのがこの作品の最大の特長だと思いました。
個人的に勇気づけられるアニメでしたね…… え?

『ポプテピピック』 最終話視聴

AパートとBパートで声優を差し替えて同じ内容を放送したり、実写パートを積極的に取り入れたりと異色な手を使い込んできた話題作。
そういった飛び道具的な演出は最初に見た時は斬新な印象を受けるのですが、3話、4話と視聴していくと、その構造がテンプレート化してしまい新鮮さが失われます。
この作品に限れば熱心なファンが放送終了後にTwitter上で話題にしてそれがRTで流れてきて否応なしに視界に入ってくるので、鮮度が保たれたまま放送を終えることができた印象です。
肝心のネタは個人的にはそこまでツボではありませんでしたし、正直おもしろくありませんでしたけど、エポックメイキングな作品であることは間違いありません。売上がどれだけ伸びるかは疑問ですが。

例えば中身以外に、責任の所在を明確にするために製作委員会方式ではなく、単独製作の形を取ったことが挙げられるでしょう。製作委員会方式はスポンサーを募って資金を調達する反面、大したこともせずお金だけ置いて口を出す人もいるらしいですからね……詳しくは知らんが。
もっとも単独製作でどうやってお金集めるん? という問題もあるので今後打開策を見つけなければならないテーマです。
アニメ産業発展に欠かせないテーマなだけにポプテピの例はもっと伝播されると思ったんですけどね。そんな気配はなさそうだから信者の目の付け所がワカラン。

『ラーメン大好き小泉さん』 最終話視聴

たまにコッテリした家系とか食べたくなるんですよね分かります。あの回はなぜか小泉さんじゃなかったけど。
行ったことのあるラーメン屋さんや食べたことのあるラーメンが出てくるとなぜか嬉しくなる。もちろん食べたことのないラーメンでも雑学や小ネタを知れて、見ながらウンウン唸っていました。
サイコレズこと大澤さんとの掛け合いでもクスッとくる場面はありましたけど、やっぱり30分はキツかったかな……?

『弱虫ペダル GLORY LINE』 1クール視聴

『テニスの王子様』といい、この種の作品はギャグ路線に走ってしまう運命にあるんかなあ……と、鏑木が♪ひーめひめ好き好き大好きひめひめ と歌いだした時は思いましたよ……。他にも挙げられるシーンはあるんじゃないのでしょうか。
面白かったのは、今泉がバテた手嶋先輩を待つのか? それとも先輩を置いて箱学を追うのか? と決断に迫られるシーンです。
一人を切ってでもチームを勝たせる方向へ導くのか? それともチーム全員でこそ強さを発揮できるから待つべきなのか? この葛藤。

この構図は日本企業におけるリストラと似ていると思いました。バブルがはじけたりリーマンショックが起こったりした際、一部の人材を切り捨てて組織を守ることを迫られた経営者と今泉が重なるのです。
リストラ、と言うと悪いイメージが付きまといがちですが、リストラとはRestructuring、再構築の意です。組織を守る行為がリストラですから、むやみに非難される行為ではない。でも倫理観との間で決断者が板挟みになってしまう。今後のストーリーに期待が膨らむ展開の仕方は、1期から不変です。

なんかくどい形で終わってしまいましたね。とにかく、アニメの中でもふと気付くことがあるのでブログという形でなるべく感想を記録していきたいです。さすがに遅すぎるのですが、次回もおそらく冬アニメについてです(汗)

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