18年冬アニメ 感想その4

『デスマーチから始まる異世界幻想曲』 7話視聴

前回までは、異世界を描こうという意思が見受けられる点において『異世界スマホ』よりも好印象、と結論付けていましたけれど、見続けるうちに別の部分が気になってくるようになりました。
まず違和感を覚えたのはOP。歌っているのはこれがデビュー曲となるRun Girls, Run!の三人。私のような素人が聴いても顔色が曇るほどの歌唱力しかありません。駆け出しだからというエクスキューズも通りますけど、本編を通して感じる違和感とOPを聴いて感じる違和感がそれぞれ細かいズレを生み出していてそれが積み重なった結果、全体が悪い印象になっています。これはランガの三人もある意味可哀想ですしスタートダッシュに躓いた感があることは否めません。

サトゥーの声優も舌足らずな場面が目立ちます。そもそも声優で言えばWUGのメンバーも二名出ましたが、それも相まって「ここは声優のトライアウト会場か!?」と我に返ってしまうこともしばしば。
アニメとはOPやEDや本編のストーリーやキャラクタやBGMや作画や設定や演出や声優の演技など、様々な要素が複合して互いに影響を及ばせながら出来上がっているものです(だと私は考えている)。モジュラー型ではなくインテグラル型のアーキテクチャでしょう。
だからこそ、ひとつのズレを見つけてしまうとそれが連鎖するイメージです。『デスマ』でいえばストーリーの起伏の緩やかさが要素ごとの大雑把なポイントを増長しています。
ついでに言うと犬耳族とはいえ人間の姿をした幼女に「ポチ」「タマ」と名付けるサトゥーの神経は疑ってしまいます。

ダラダラと書きましたけどシンプルにまとめるなら、幻想曲というより不協和音です。

『恋は雨上がりのように』 7話視聴

冷静に考えると凄い作品ですよ。端的に言うと「40台後半の独身男性が女子高生にガチ恋する」作品ですよ。それなのに
すごく美しく描かれている。女性作家が原作を描いたと聞いてなるほどね、と思いました。これは絶対に男には作れない。
「心理描写はめちゃくちゃ詳細なんだけど全体の流れが雑」という女性作家あるあるがありますが(あるのか?)(最近では『恋と嘘』が顕著だった)、『恋は~』の場合、良い部分はそのままでえぐ味のようなものがまったくありません。
その素晴らしさが裏付けられているのがあきらの描き方。一見クールだけど実は色々なことを考えていて表情豊かという相反するパーソナリティを見事に表現し切っています。
奥手な店長の一挙手一投足がまた一層受け手をニヤニヤさせます。「雨」というテーマを編み込んでいるのも情緒的です。

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ジャンル : アニメ・コミック


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